奈良芸術文芸サロン|歴史観光の佐保山茶論

奈良芸術文芸サロン|歴史観光の佐保山茶論
催し情報
 
催し情報
ムジークフェストなら2015                               平尾雅子 ヴィオラ・ダ・ガンバの詩   (2015.6.27&6.28終了)


後援 奈良県・奈良市

ルネサンス・バロック宮廷音楽の華ヴィオラ・ダ・ガンバ。
名手平尾雅子が奏でる、雅味があり、うるおいのある、しみじみと語りかける美しい響き。




お客様のご感想(アンケートより)

●2階席で聴かせていただきました。ヴィオラ・ダ・ガンバは初めてでした。素晴らしい演奏に心が癒されました。楽しいひと時ありがとうございました。

●初めて聴く音色とても深く心に響きました。古楽器は人間の古い歴史の中から生まれたもので今のものより体に響くのでしょうね。

●圧倒的なテクニックから生まれる音楽。本当に贅沢な時間を過ごさせていただきました。音楽の息遣いを感じられるのは生演奏ならでは。本当の音楽は決してCDでは体験出来ないと思います。

●緑うつくしい佇まいと 抜群の響きを持つ佐保山茶論でのヴィオラ・ダ・ガンバのコンサート。平尾さんのガンバは、深い美しい音で、時にヴァイオリンよりもドラマティックに、時にとろけるようなピアニッシモでささやき、その音楽に みな心を奪われたような時間でした。

●すがすがしい佐保山茶論で美しい演奏を聴かせていただきました。ヴィオラ・ダ・ガンバを初めて聴きました。古楽器の温かい音色に包まれました。

●佐保山茶論は初めてだったのですが音楽にぴったりの雰囲気で時折窓外に目をやりながら楽しませていただきました。素晴らしいテクニックと音色。色々な古楽器をこれからも聴けたらと切望します。ありがとうございました。心にしみる佳いコンサートでした。

●ガンバが好きなのでまた聴きたい。響きがスバラシイ。年1回ここでお願いします。必ず!

●16〜18世紀の時代の空気にひたった感じです。この様に素晴らしい別世界があるとは初めて知りました。

●他の曲は聴いたことがあったのですがアーベルを生で聴いたのは初めてで感激しました!

●ヴィオラ・ダ・ガンバのあらゆる音を堪能出来た。

●300年前の音楽、当時の人はこのような音楽を楽しんでいたのか!素晴らしい本当の演奏家平尾雅子様を知ってうれしいです。緑したたる静かないい環境で静かに古典の音楽を聴かせていただいて幸せです。

●とても素敵なおしゃれな建物の中で古い昔の音楽に出会えて感激しました。ますますこの奈良の街が好きになりました。また、演奏家の方の作曲家の背景のお話もとても興味深く聴けて時代の情景など空想しながら聴くことが出来ました。不思議な世界に入っていけたと思います。ありがとうございました。

●佐保山茶論には一度伺いたいと思っていました。ヴィオラ・ダ・ガンバを生演奏で聴くのは初めてですがチャーミングで力強い音色に大変惚れ込んでしまいました。これからも古楽コンサートの企画を楽しみにしています。

●コンサートも曲の構成も面白く平尾雅子さんの演奏も会場の見事な音響とあいまって予想通り申し分なく素晴らしものでした。今後とも佐保山茶論の催しを愉しみにしています。



曲  目
T.ヒューム:そっと触って、キャプテン・ヒュームのパヴァン、ある兵士のガリヤード /ドゥ・マシ:プレリュード 二短調 / M.マレ:アラベスク、スペインのフォーリヤ / J.シェンク:ソナタ イ短調 作品9の6 / C.F.アーベル:3つの小品 二短調


□プロフィール

平尾雅子 Masako Hirao
 京都に生まれる。 国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを故大橋敏成、音楽学を高野紀子の各氏に師事。スイスのバーゼル・スコラ・カントルム にてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サバール、室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事。ディプロマを得て同校を卒業後、オランダのデン・ハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事。1980年に帰国するまでサバール率いるアンサンブル「エスペリオンXX」のメンバー。
 帰国後はリサイタル、室内楽コンサート、レコーディングで内外の名手と共演する一方、「エスペリオンXXI」公演などでヨーロッパ各国や韓国などの国際古楽フェスティヴァルに出演。自らの研究をもとに、様々な企画公演を手がけている。
 ALM (コジマ録音)よりCD「マラン・マレの横顔」No.1,2,3,4,5  ALCD1010,1021,1035,1084,1101 (いずれも1995年、1999年、2002年、2007年、2008年レコード芸術誌特選盤、「マラン・マレの横顔」No.4は2007年レコードアカデミー賞受賞)、「J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲他」ALCD1020(同誌準特選盤)、「ディエゴ・オルティス 〜ルネサンス装飾の粋〜」ALCD1118(2010年同誌及び朝日新聞特選盤)、マイスターミュージックより「ダニューブ河のこだま」MH-1136(2003年同誌特選盤)、「王のパヴァーヌ」MH-1170(同誌準特選盤)等をリリース。 2010年1月アルテスパブリッシングhttp://www.artespublishing.comより、ディエゴ・オルティス『変奏論』邦訳書を出版、各方面で注目を集める。2014年ドイツのエディション・オッフェンブルクedition offenburgより、《ORTIZ : RECERCATE》(『変奏論』スペイン国立図書館所蔵イタリア語版原典を原本とする、英語による要約・解説付き)を出版。
国立音楽大学、京都市立芸術大学非常勤講師。富山古楽協会セミナー講師


佐藤豊彦バロックリュート・リサイタル 「名器グライフによるバッハとヴァイスの音楽」 (2015.5.16&5.17終了)
後援 奈良県・奈良市


 リュート界の巨匠佐藤豊彦(元オランダ王立ハーグ音楽院教授)がこの演奏会で使用したバロック・リュートは、1610年にローレンツ・グライフがドイツのインゴルシュタットで製作した現存する世界的でも稀な演奏可能なオリジナル・リュート「グライフ」。弦は「グライフ」が製作された当時同様、羊の腸を捩って作ったガット弦。



お客様のご感想(アンケートより)

●2階席に座らせていただきました。とっても素敵な空間で落ち着けました。間近で生の演奏が聴けて贅沢でした。リュートという楽器を知らなかったですし、こんなにスッと心にしみ入ってくる優しく包み込まれるような音色にうっとりしました!感動!

●静けさの中で立ち上がる音でした。

●繊細な美しい音色に茶論の空間がマッチして良かったです。

●初めて聴く楽器の音色に弾き手の深い内在された語りに癒されました。

●初めてリュートを聴きました。響きの中に人の声がある様で演奏がはじまってしばらくどなたかが口づさんでるのかと思いました。とても好きな響きで嬉しいです。

●建物の雰囲気は素敵です。椅子が堅いのが残念です。バッハの曲は音の流れがいいな(好き)と思いますので良かったです。ヴァイスは初めて聴きました。

●リュートやギターは音量が小さいので佐保山茶論のようなホールでの演奏で聴くのが最適。

●今回の演奏会は、CD発売記念のプログラムでした。このCDを事前に何度も聞いていたので、音楽を隅々迄自分にインプットしていたのですが、400年前のリュートでの佐藤先生の生演奏は、始めて聞いた時の感動をさらに成熟させて私を身震いさせました。優しく語りかけて来る佐藤先生のリュート演奏は、ヴァイスやバッハが愛した音楽の空間を、佐保山茶論の適切な広さと木造の柔らかい響きが見事に蘇らせてくれました。リュートのような古楽器の持つ柔らかい音やCDに録音できない空間は、今日のような生演奏でしか味わえませんね。今回も素晴らしい演奏会を企画頂き有り難うございました。

●「語る」と「歌う」の違い、全くその通りだと思った。(左記は、佐藤先生が「ナイロン弦では歌うことは出来ても語ることは出来ない。しかし、ガット弦では語ることが出来るのです。」とおっしゃったことに対しての意見。)自然な音に心身ともに安らげました。ホールの大きさと音量が良く合っており、響きが良かったです。

●アットホームな会場で身近に聴けて良かったです。現代と違った楽器だと思い、それを聴けて良かったです。

●佐藤先生の優雅な演奏、グライフから奏でられる音が夢幻の世界につれていって下さいました。音が語るというお話、とても良かったです。

●いにしえのヨーロッパを堪能出来て良かったです。

●豊かな心になりました。

●リュートという楽器を初めて聴きました。最初の曲を聴いた時、豊かな音色に身体がゾクゾクッとしました。

●ガット弦の響きが素晴らしかったです。オリジナル楽器の名器+総ガット弦+世界的な名手というとても貴重な演奏会。期待以上の素晴らしい世界にどっぷりと浸りました。音楽の神様に感謝です。


曲目  
●シャコンヌ ミ♭長調 - ヴァイス Ciacona in Es Dur / S.L.Weiss(1687-1750)
●組曲 ファ長調 − ヴァイス   Partita in F-Dur / S.L. Weiss
●組曲 ド長調(BWV1007)− バッハ Suite in C-Dur / J.S.Bach(1685-1750)
●シャコンヌ ソ短調 − ヴァイス  Ciacona in g-moll / S.L.Weiss 
(アンコール)
●シャコンヌ ラ短調 − ヴァイヒェンベルガー  Chaconne in a-moll /
J.G.Weichenberger(1676年−1740年)


□プロフィール
佐藤豊彦 Toyohiko Satoh リュート 
リュート界に於ける世界の第1人者として活動する佐藤豊彦は、立教大学在学中に恩師皆川達夫に出会い、啓蒙を受け、1968年にスイス、バーゼルに留学した。バーゼルではオイゲン・ドンボアにリュートを師事、1971年に世界で初めてのバロックリュートLPを録音してデビュー。1973年には29歳でオランダ王立ハーグ音楽院の教授に抜擢され、2005年に退官するまでの32年間、世界各国で活躍する多くの後輩リュート奏者を育てた。1982年のカーネギーホールでのリサイタルは、ニューヨークタイムズに写真入で絶賛を博した。東芝、テレフンケン、フィリップス、チャンネル・クラシックス、Nostalgiaなどのレーベルで数多くのLP、CDを録音し、1980年にオランダでエジソン賞を、同年に日本で文化庁芸術祭賞を、さらに1983年と2008年の2回にわたってレコード・アカデミー賞を受賞した。作曲家としても世界各地の現代音楽祭に参加し、自作品によるCD2枚もある。出版物にも「バロックリュート教則本」、「ヴァイヒェンベルガー・リュート選集」、「歌曲、或いはエア集 第1巻」などがある。2000年には「リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン」(LGS-Japan)の会長に就任し、音楽家のための禅茶道「楽禅古流」を考案し、能楽を学び、伝統的な日本の精神文化との融合を図りながら、現在も世界の第一線で活動している。

佐藤豊彦の詳細を紹介しているサイト「朝歌」はこちら


本村睦幸&太田光子 リコーダーデュオの世界                      (2015.3.21&3.22終了)
後援 奈良県・奈良市

 17本のいろいろなリコーダーを用いた中世・ルネサンス
・バロックから現代までの様々なリコーダーデュオ




お客様の感想(アンケートより)

●リコーダーの奥の深い世界に触れることが出来ました。リコーダーは単純な楽器かと思っていましたが認識が変わりました。小中学生の時に学びたかったです。とても贅沢な時間でした。ありがとうございました。茶論の雰囲気が良かったです。

●ヴォイスフルートの豊かな響きが心に残りました。

●本村さんと太田さんの演奏は本当にさすがです。素晴らしすぎます。関東ばかりでなく、また、西宮辺りでもなく、奈良に来て下さったことがとても嬉しかったです。また次回は村田先生とのトリオをこちらで聴きたいです。2階からみられるのはとても嬉しいです。指の動きを上から見られて幸せです。

●すごく良かったです。差音、びんびんきました!

●素晴らしい会場で贅沢な音楽会だった。十二分に楽しめました。ありがとうございます。

●静かな心地よい時間が過ごせました。ありがとうございます。

●2本のリコーダーであれだけの表現が出来るのに驚き!!演奏者の実力もさることながら持っておられる音楽性のなせる業(わざ)かと。

●とても音色のきれいな楽器で、次々に様々なスタイルの曲が聴けて良かったです。楽器の美しさ、曲の美しさ、眼と耳の両方で楽しめました。お二人の技巧の高さにも感動しました。ヴォイスフルートの音色が人の声のように温かみがあり美しくて良かったです。ファエレツァ写本のモテット、細かいパッセージがすごく速くてびっくりしました。

●とても良い環境で良い音色を聴くのはとても贅沢だと思いました。一曲目は脳天に響いてびっくりしていましたけど周波数の違いが原因とのことでさらにびっくり!!とても楽しいひとときでした。

●会場の響きがとても良かった。楽しかったです。2日連続のコンサートが良いです。都合の良い日に来られますので。

●また奈良に来てください!

●雰囲気の良い建物でゆったりした気分で聴けた。ただただ演奏に感動!!以前太田さんの演奏を京都産大で聴かせていただいた。今日もすばらしかった!本村先生のお話は友人から時折聞いていました。今日初めてお目にかかりすばらしい先生であることを身をもって知りました。お二人の益々のご活躍をお祈りします。私も少しずつ一歩一歩やっていこうと思います。休憩時間にお茶菓子まで用意して下さりありがとうございました。お茶を飲んですっきりした気分になりました。

●休憩時間に別棟でお茶まで(お菓子も)いただいて風情のあるお庭も見せていただき、素敵な音楽も満喫出来て嬉しかったです。

●素晴らしい演奏でした。全て良かったが、特に中世の曲が良かったです。とても響きの良い会場で、今後の佐藤さんのリュート、平尾さんのガンバの演奏会もとても楽しみです。考えてみれば、リコーダー2本だけという演奏会はほとんど経験なかったです。

●どの曲もそれぞれ味わい深く良かったです。お二人の息がぴったりで楽しいコンサートでした。響きが大変美しかったです。

●素敵な会場ですね!太田光子先生の指の動きが素晴らしい。(2階から見たので。)ルネサンスの二重奏、響きが素敵でした。

●とても素敵なサロンで!!両先生の演奏は素晴らしかった。


曲目
●ヤーコプ・ファン・エイク:「笛の楽園」より ロバーツ王子の行進曲,パラティン領のスタイル,アマリリ麗し,イギリスの歌
●オルランド・ディ・ラッソ:「2声のモテットとリチェルカーレ集」より 第20番,第3番〈目いまだ見ず、耳いまだ聞かず〉,第22番
●ジョヴァンニ・ボナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ:「2声のソルフェッジャメント集」より第1番,第3番,第9番
●ミシェル・ブラヴェ:2重奏ソナタ 作品1の3
●ハラルド・ゲンツマー:「舞踏小品集」より 第8曲 アレグロ,第5曲 アマービレ,第6番 アレグロ
●「ファエンツァ写本」より:モテット/「モンセラートの朱い本」より:輝ける星/「ファエンツァ写本」より:アヴェ・マリス・ステラ
●トマス・モーリー:「2声部のカンツォネット集第1巻」より 僕が君の先に行くよ,ファンタジー〈哀しみ〉,ファンタジー〈狩り〉
●ゲオルク・フィリップ・テレマン:9つの2重奏ソナタより 第1番 TWV40:141

□演奏者プロフィ―ル
本村睦幸  Mutsuyuki Motomura (リコーダー)
アムステルダム音楽院卒。W. ファン・ハウエらに師事。アムステルダムを拠点とする十余年に渡る活動を経て、2001 年に帰国。リコーダー音楽が花開いたルネサンス・バロック時代の室内楽の楽しみを現代に活かすことを夢見て、愛好家の方々にとっての聴く 喜び、奏でる喜びの双方を見据えた活動を展開している。2009 年には「東京リコーダー音楽祭2009」(読新聞社主催)のディレクターを務めた。現在は、リコーダーに本来的な小さなサロンのあり方を探る〈小さな室内楽〉シリーズを東京での活動のベースにおきながら、リコーダーの様々なレパートリーを網羅的に取り上げる〈本村睦幸リコーダーシリーズ〉や、古楽器に限らない多様な演奏家との共演、現代作品の委嘱などをも通してリコーダー音楽の可能性を追求している。CD に「オランダバロックの愉悦」、「バルサンティ:リコーダーソナタ全6曲」、「無伴奏リコーダー600 年の旅」があるほか、今年は「テレマン:無伴奏フルートのための12 のファンタジア全曲」のリリースを予定している。 
本村睦幸公式WEB サイト こちら


太田光子  Mitsuko Ota(リコーダー)
上野学園大学、ミラノ市立音楽院を卒業。第16回国際古楽コンクール<山梨>第1 位。ボッセ指揮神戸市室内合奏団等に客演、リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムに参加。”Arcomelo” にソリストとして参加、表現力と高度なテクニックにおいて高い評価を得て、イタリアのレーベルLa Bottega Discantica よりCD「ヴィヴァルディ/リコーダー協奏曲集」(レコード芸術誌特選盤)を2013 年にリリース。音楽の友誌「35 人の音楽評論家・音楽記者が選んだコンサートベストテン」に、ソロ・リサイタル「リコーダーの飛翔」がノミネート。CD に「イタリアへの夢 II」(レコード芸術誌特選盤、第49 回レコード・アカデミー賞ノミネート)、山岡重治氏との「2 本のリコーダーによるトリオソナタの旅」(レコード芸術誌特選盤、第51 回レコードアカデミー賞ノミネート)等がある。リコーダーを山岡重治、P. メメルスドルフの両氏に師事。現在上野学園大学講師。
太田光子公式WEB サイト こちら


□演奏会で使用されたリコーダー

※左端から11本のリコーダーが本村睦幸所有。右端から8本の黒い布の上に乗っているリコーダーが太田光子所有。

平成廿七乙未歳 初音 琵琶饗宴 薩摩琵琶 関川鶴祐                   (2015.1.24&1.25終了)
後援 奈良県・奈良市


※煎茶道 三癸亭賣茶流の石田佳影師による呈茶付。



お客様のご感想(アンケートより)

●大変感動いたしました。お話の内容も色々と人生を深く再認識させていただき次の機会にもぜひ参加させていただきたく思います。

●琵琶の音色、語り、お話、すべて感動しました。

●非常に劇的で、波の音、雲のざわめき、馬のひづめ、バチさばき一つで変化する音色に心ゆさぶられ、いたく感動いたしました。途中のお話もとても要を得て音楽の内容をいっそう盛り上げていただいたように思います。

●目前で琵琶の演奏を聴くのは初めて、迫力ある声と琵琶の音色に大変感動しました。漢詩で習った場面が多いので余計に分かりやすかった。

●源平盛衰記、赤穂浪士秘話なども好む世界ですが情緒ある雅な源氏物語胡蝶の巻の艶やかな音色に感動しました。2階席からの拝聴は初めてですが、心地よい響きに大満足!!

●戦国時代の戦争に直面した方が感じる思い、心境を変える瞬間をよく描いていたと思います。人間とは愚かな者、直面しないと分からない。ここへの倫理的発想、宗教的発想を今回のような琵琶演奏で伝えて行って欲しい。

●力強い音色と語りの声が素晴らしかった。演目も少しは知識がある物語だったので聴きやすかった。

●すごい先生のすぐ近くで聴くことが出来、もったいない、すごい事でした。源平の時代に引き戻されました。出来ることなら琵琶を習いたい、歌いたい(かなわぬ願い)。先生のすごさが伝わってきました。身が引き締まる思いです。素晴らしい1年の始まりになりました。

●非常に良かった。心が静まりました。時間を越えた世界が素晴らしい。

●琵琶のさびしさが時代背景の矛盾を感じさせられ良かったです。琵琶に負けない素晴らしい声に感動しました。

●初めて琵琶を拝聴しました。演奏はもとより会場も良かったです。素晴らしい催しに大変感動しました。

●筑前琵琶はよく聴いていましたが、薩摩琵琶の豪快な音には感動しました。



曲  目 24日(土) 源平の夢 戦国の夢
           平家物語より祇園精舎・一の谷 敦盛の最期
           義経より 船弁慶・吉野静
           信長・炎に消ゆ 本能寺
           源氏物語より 胡蝶の巻
     
     
     25日(日) 源平の華 戦国無情
           平家物語より 壇ノ浦
           義経・弁慶・富樫 勧進帳安宅の関
           謙信・信玄 川中島
           源氏物語より 胡蝶の巻
           平家物語より祇園精舎



煎茶道 三癸亭賣茶流こちら


□演奏者プロフィール

関川鶴祐(せきがわ かくゆう) 
1956年 大阪生まれ。鶴田錦史に師事。1974年 四国八十八ヶ所踏破。1979年 NHK邦楽オーディション合格(箏曲・琵琶)。1985年 パリ サンジェルマン・デ・プレ教会にて「敦盛」を演奏。好評を博する。第22回日本琵琶楽コンクール第1位入賞。文部大臣奨励賞、NHK会長賞等受賞。1991年 日本青年会議所が傑出した10人の若者に贈る第5回日本TOYP(The outstanding young persons)大賞に選ばれ優秀賞を受賞。1993年 臨済宗建長寺僧堂(専門道場)に掛塔、三年の坐禅修行に赴く。2006年 音の旅―BIWA―創才の世紀を企画。日本オアシス構想提唱。2007年 奈良西大寺において「鑑真」作詞、作曲、初演。2009年 第12回ムーンライトin藤原京オープニング記念演奏。2011年 第1回平城京天平祭 東日本大震災“祈りのメッセージ”として「遣唐使」を演奏。2012年第2回平城京天平祭 東日本大震災“祈りのメッセージ”として「勧進帳」を演奏。2013年東日本大震災被災地行脚、岩手県宮古市老町を皮切りに花巻、陸前高田、大船戸、釜石各市において「いのちのつどい」を開催、琵琶と箏、仏画の喜捨を行う。


薩摩琵琶
薩摩琵琶は、奈良朝以来、九州鹿児島に伝来した薩摩盲僧琵琶を武士の教育音楽としてまとめ上げた琵琶楽で室町時代末期、島津忠良(日新斎)によって大成された。その高い精神性とダイナミックな音楽性が薩摩琵琶の魅力である。


音の旅 琵琶      
薩摩琵琶 関川鶴祐

 古代ペルシアに発し、音の旅して日本に伝えられた楽器―琵琶―。その音と語りは、生々流転する“いのちの相”を表し、過去―現在―未来を貫く“三世の時空”を奏でる。
 わが国には今から1300年前、遣唐使によって伝えられ、雅楽の一楽器として、宗教儀礼楽器―法器―として僧侶・貴族にたしなまれた。(雅楽琵琶・盲僧琵琶)
 武士が政権を掌握した“中世”その幕開けとなった源平の戦い、貴族の時代の終焉を象徴する平家の栄華と滅亡・・・。時代が大きく転換しようとするうねりの中で、琵琶はよりリアルに現実の生き様を伝えるメディアとして貴賤を問わず愛好され、日本の語り物芸能として大成されるに至った。(平家琵琶―平曲―)
 本日演奏される薩摩琵琶は、奈良朝以来、九州鹿児島に伝来した薩摩盲僧琵琶を武士の教育音楽としてまとめ上げた琵琶楽で室町時代末期、島津忠良(日新斎)によって大成された。
 その高い精神性とダイナミッな音楽性は、明治に至り国民的な隆盛を迎える。筑前琵琶が、登場したのもこの時代である。
 第二次世界大戦以後、その功罪により衰微の一途をたどったが、1960年代、薩摩琵琶系統の巨匠、鶴田錦史と現代音楽の武満徹らの共同作業によって「ノヴェンバーステップス」等の現代作品の成功を成し遂げ、世界に日本琵琶楽の独自の音楽性が開かれ、高い評価を獲得するに至った。
 世界で最も古く、弦楽器のルーツとも言われる、元来アジアの楽器であった琵琶、その古代の面影―原型―を伝えているのは日本だけである。
 いのちを語り、歴史を伝え、未来を創造する。琵琶を通して日本という国の美しさ、素晴らしさを広く伝えてゆきたいと願う。
 過去のすぐれた文化遺産は、今日に生きる私達に限りない潤いと豊かを与えてくれます。
 私は、日本人が幸いにして持ち得たこのすぐれた文化遺産を純度の高い芸術としてまとめ上げ、未来に生きる子供達、孫達に伝えてゆきたいと願っております。


アウル古楽アンサンブル サロンコンサート(2014.11.29&30終了)
後援 奈良県・奈良市

シェイクスピアが愛したイギリスの流行歌&舞曲

アウル古楽アンサンブル メンバー 
池口秀樹(リコーダー、クルムホルン、コルナムーゼ、フィーデル、ガンバ)
池口由紀子(リコーダー、チェンバロ、ハープ、打楽器)
金谷くるみ(リコーダー、打楽器)
寺内知子(ソプラノ)
ゲスト 松村忠臣(ナレーション)




お客様のご感想(アンケートより)

●みな良かったのですが、私が気に入ったのは打楽器。リズムに合わせて踊ってしまいそうでした。リコーダーの素朴で力強い感じもわくわくしました。

●珍しい楽器、古楽の楽しさ満載のコンサート、とても良かったです。朗読は一人芝居みたいで良かったです。

●素朴な音色に癒されました。「モンセラートの朱い本」からの曲はなかなか聴くことが出来ない曲ということでとても貴重な体験でした。

●ナレーション、せりふで流れがよくわかった。グリーンスクリーブスとスカボロ以外知らない曲ばかりだったがいにしえを感じられた。一方的に聴かせるだけではなく、よく考えた企画・構成・演出で、聴き映えがあった。

●色んな楽器の演奏で嬉しく楽しかったです。ソプラノは心にしみる歌声で本当に素晴しく物語の中に引き込まれてしまいました。朗読により小説を読んでいた頃に戻りなつかしく思い出しました。会場全体が一つになり思い出と記憶に残る演奏会でした。次回も今回のメンバーでの演奏会を期待しています。

●いろんな楽器を使用し、素晴らしいソプラノの歌声とても素敵でした。本日はありがとうございました。心やすらぎ素晴らしい時間があっという間に過ぎました。

●演奏もナレーションも大変良かった。ナレーションがあることにより筋が分かりOKでした。

●とっても楽しかったです。中世、ルネサンス時代の音楽大好きです。

●現代楽器の音色とは違って素朴な音が良かったです。

●物静かな曲の中に歌唱力あるソプラノと充分満足出来た二時間でした。

●古楽にあまりなじみがないですが、とても良かったです。楽しくお聴きしました。

●最高の音楽にひたり11月が果てました。

●美しいソプラノ、素朴な音に囲まれて素敵な時間でした。

●リコーダーにはたくさん種類があるのですね。とても美しい音色で楽しませてもらいました。由紀子先生の打楽器かっこ良かったです。演劇で見た「ハムレット」を思い出しながら古楽アンサンブルの雰囲気を楽しみました。クリスマス気分が味わえてすてきなひとときありがとうございました。

●中世・ルネサンス時代の音楽美にふれられて良かったです。中世・ルネサンス音楽には心洗われます。ソプラノの歌声がきれいで、打楽器のリズムのノリが素晴らしかった。また、解説が楽しかったです。シェークスピア関連の曲にナレーションが入るという構成が良く、演劇の舞台が想像出来て楽しかった。

●普段なじみのない沢山の楽器が聴けてよかった。モンセラートについては興味深く聴きました。いつだったかこの巡礼についてTVで見て関心を持つていました。

●サロンも演奏もとてもすてきでした。サロンが教会や貴族の館や天国になったようですばらしかったです。

●シチュエ―ションも良くってとっても雰囲気ある時間でした。

●素敵な会場で響きも十分であった。色々な楽器が登場して変化に富んでいてよかったです。シェークス劇の語りはいいアイディア。

●この会場は初めてですが2階で聴くと一層音が響いて感激しました。こじんまりとしていて音が身近に感じられ、古楽の暖かみがジンジンと伝わってきて楽しい一時を過ごせました。

●とても良かったです。古楽器を愛して好きな人のグループですね。ソプラノは最高でした。ナレーションの松村さんよかった。よくやった!

●楽しかったです。古楽って楽しいんだと思いました。

●プログラムのグリーンスクリーブはいつものと違った編曲で新鮮でした。

●古楽器の音色いいねえ!アンサンブルの魅力も充分でした!二部の柳の歌、ステキでした!楽器と唄のハーモニーがいい感じでした。ナレーションの松村氏熱演!ブラボー!オーケストラにはない魅力を感じました。楽器一つ一つの音が奏であう楽しさ、味わい、なつかしい遊興をたんのうしました。

●趣向がこらされた演出に引き込まれてしまいました。メンバー一人一人の個性が出ていてとても楽しかったです。寺内さんのソプラノとてもよかったです。時間と空間を共有し楽しめた立体的な音楽会でした。

●語り、表情、珍しい楽器の多さ、シェークスピアが良かったです。聴く側との一体感の持って行き方の妙味!オセロの時、池口由紀子さんが拍手を一つされたことと、朗読者が「大げさにやるようにと言われた。」と吐露してしまわれたことに感銘!(アドリブと出来過ぎた演技との小宇宙)「音楽とはいいねェ・・・今度は歌を歌ってくれよ」に実感伴う。連想→類似:「僕(ぼかあ)は幸せだなあ、君と一諸にいる時が幸せなんだ・・・・」加山雄三の名セリフ。
ああ、ロビンでの最後、太鼓とタンバリンの猿回し風演技に感激!

●場所といい、雰囲気といい最高でした。感激!
シェークスピアが愛した流行歌&舞曲という題目にすごく興味がありました!私ではむつかし過ぎるだろうと不安でしたが?とっても楽しめました。

●Great choice of music.Excellent skills and virtuosity of all 4 musicians. Sahoyama salon is a wonderful setting for music performances.


演奏曲目

第1部 スペイン、モンセラートの朱い本 全曲
(巡礼の聖地、モンセラートのマリア頌歌)

モンセラートの朱い本はスペインの巡礼の聖地「絶境の地モンセラート」に残されたわずか10曲の小さな歌曲集です。修復のおり、朱色のビロードで装丁されたことからモンセラートの「赤い本」と呼ばれています。クリスマスの時期を迎え、プログラムにとりあげました。モンセラート修道院の黒いマリアの素朴な「ほめ歌」を味わって下さい。

第2部 シェイクスピアが愛したイギリスの流行歌&舞曲
(柳の歌、グリーンスクリーブス、スカボローフェアー、その他)
今年はシェイクスピア生誕450年!信長が憧れたヨーロッパ、その頃、黄金時代のイギリスではシェイクスピアがロンドン、テームズ河岸にあった劇場「グローブ座、白鳥座」を中心に活躍していました。シェイクスピアは音楽を大変愛し、彼の劇「ロミオとジュリエット、オセロ、十二夜、あらし、ウィンザーの陽気な女房」など、ほとんどの劇で音楽が重要な位置を占めていました。その多くはロンドンで流行していた歌やダンスミュージックで、ロンドン市民、誰もが知っている音楽を巧みに使い、効果音楽として劇を盛り上げました。ナレーションとセリフを交え、歌と楽器で再現します。

アウル古楽アンサンブル プロフィール
中世ルネサンス時代、ヨーロッパの人々の耳を楽しませた音楽はどんな響きをしていたのだろうか….そんな疑問のもと、その時代に生きた人々の喜びと悲しみ、そして憧れが閉じ込められた音楽の魅せられ、それを現代に生きる心で受け止め再現したいと云う思いから、当時の楽器(復元)を使用し再現を試みているグループ。1975年結成。1977年より毎年コンサートを開催。又、NHKテレビ、FM、テレビ朝日等の出演、国際交流コンサート、ロンドンでの交流コンサート等を行う、今年で結成40年、関西を中心に活動を続けている。

□アウル古楽アンサンブル メンバー プロフィール

池口秀樹 Hideki Ikeguchi
大阪音楽大学器楽科クラリネット専攻卒。
在学中より古楽に魅せられ卒業後リコーダーアンサンブル「ボルボッターレ」結成。その後、古楽器のアンサンブル、「アウルルネッサンスコンソート」「アウルリコーダーアンサンブル」「アウル古楽アンサンブル」を結成。現在、関西を中心に活躍している。
Les Luthistes(リュートひきたちの会)メンバー、関西ヴィオラダガンバフェスタ実行委員。

池口由紀子 Yukiko Ikeguchi
大阪音楽大学器楽科ピアノ専攻卒。
1958年奈良市史跡文化センターにて第1回を、その後2年毎にポピュラーピアノリサイタルを開催。ホテル(奈良ホテル、大阪リバーサイドホテル etc.)東京のライヴハウスでのコンサート、ピアノライヴ等関西、東京を中心に活動。ジャンルを問わずアフリカンドラムや和学器とのコラボ、即興演奏などフリースタイルピアノを展開、7年前より歳時記ライヴ(ゆらぎLive)を続けている。アウルリコーダーアンサンブル、アウル古楽アンサンブルメンバー。関西ヴィオラダガンバフェスタ実行委員。

金谷くるみ Kurumi Kanaya
名古屋音楽短期大学器楽科フルート専攻、同専攻科卒。
フルート、リコーダー奏者として関西、東京を中心に活動、JEUGIAカルチャーセンター、More文化サロン等で講師として後進の指導にあたっている。アウルリコーダーアンサンブル、アウル古楽アンサンブルメンバー。

寺内知子 Tomoko Terauchi
大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。
オペラ プリマドンナとして活躍、中世、ルネッサンス音楽の美しさに魅せられ、研鑽を積む。2002年初リサイタル。その後、神戸乾邸、世良美術館でのリサイタルなど、関西を中心に活動をしている。日伊コンコルソ入選。来年5月リサイタルを予定している。アウルリコーダーアンサンブル、アウル古楽アンサンブルメンバー。


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